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01.Sat
 現代病? [割り振れないモノ]
例の殺人事件(以前の【なぜ人を殺してはいけないか】の日記にちょろっと出したやつね)の公判が行われている。

裁判所は裁判員制度の施行に先駆けて【分かり易い裁判】を実施。
検察側はボードを使って説明したり、多数のモニターが設置され通常見せないようなモノも傍聴席に公開。
中には被害者の肉片等も写し出されたらしい。

俺が見た情報番組内では
「それによって量刑が増えたり、冷静な判断を欠き有罪が増えたりしないか」
という懸念を投げ掛けていた。

そりゃ間違いなく増えるでしょ。

まぁ裁判員の意見はアメリカの陪審員ほどのチカラを持たせないだろうが、参考程度にしたって裁判官の心証に多少の影響を与えるハズ。
特に殺人事件は極端にその傾向が出るだろう。
裁判員は殺人なんて慣れてないし、大概想像の範疇を超える出来事だから。

ただ、この裁判員と分かり易い裁判‥下手したら血みどろの現場や人の肉片を見させられると分かっていて行く人は居るのだろうか。

裁判員に対する心のケアは万全か?

ニュースで流れた犯罪を簡単に模倣する輩が多い昨今、もしかしたら裁判員として行ったがために犯罪を模倣する人が出るかもしれない。

この件、施行されて当分の間は様々な問題が発生して世間を騒がすだろう。




で、

話しは変わるが、例の殺人犯。
裁判中に「死刑だと思います」と言ったそうだ。
気持ちは分からんでもないし、一見ものすごく反省しているかのようだが、短絡的思考が見てとれる。

そもそも警察が来たからヤバいと思って殺したのだ。
人を殺すのと拉致したのと、どちらの方がヤバいのか判断できてない。
突発的に殺し「隠せば‥知られなければ良い」そんな判断しかできなかった犯人。
「死刑だと思います」
思い付きの言葉の様に聞こえてならない。

次いで犯行内容。
被害者の内臓や脳を取り出し、まな板の上で切り刻んでトイレに流す等やる事が尋常じゃない。

理解できない。
思わず殺してしまった人でもそこまで出来るのか?
でも出来てしまっているのだから、出来るのだろう。
猪突猛進?
目標に向かって全力ダッシュ。

逆に短絡的な思考の持ち主だったからこそ出来た凶行なのだろう。

さらに、連れ込んだ理由にひっくり返る。

「性奴隷にしたかった」

検察側はこの供述を発表しながら性奴隷と赤で書かれたプレートをバチン!!とボードに張ったそうだが(今後裁判中にこういった演出も行われるだろう)、性奴隷て‥。

しかし、この素敵ワードを吐いた彼は女性との交際経験0なんだとか。
実際、被害者を連れ込んではみたものの勃たず、AVを観る始末。

でたらめだ。

この犯行動機、AVの影響?育った環境?それ以外の何か?いや、なにが起因しているのかは分かりゃしないが、やはり短絡的としか言いようがない。




さて今回の裁判、どんな結末になったって良いことは一つも無い。

例えば海外では「死刑何回分」といった判決もあるらしいが、この判決通りに刑を執行できるハズも無いし、こんな刑で遺族の気が晴れるなんてコトはあり得ない。
が、遺族に対して、また世間に対して、この犯罪がどれ程の罪なのかを提示することに意味を持たせているのだろう。
これはこれでアリかな?

まぁ今回の犯人は死刑で早く楽になりたいと思っているのかもしれないが、被害者の姉は
「死刑になったとしても許さない」
と言ったそうだ。
果たして、短絡的思考の彼はこの言葉をどう理解したのだろう。

俺達のような当事者で無い者がこの言葉を受け感じることに限界があるが、恐らく彼は、そのさらに1%も理解出来てないだろう。

今はただ、短絡的に死にたいとしか思っていないハズだから。




あまりにも多い短絡的発想・思考の重大事件。
これはすでに現代病なのだろうか。
今回の様に妄想とリアルを混ぜすぎなのも多い。
その辺、本当に分からなくなっちゃうものなのか?

病は気から。

少し使い方は違うとは思うが、心の病にはこの言葉が合っていると感じる。

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